祈りのネックレス

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【古城の落日「謀反者」の調査記録No.7】アンダース神父の十字架のネックレス。かつて神父はいつもこのネックレスを握りながらシュミッツ王族の永遠の繁栄を祈り、愛する人の幸福を願っていた。言い伝えによると、神父は王家のミンストレルだったが、ある伯爵から「密かに王妃に想いを寄せている」という濡れ衣を着せられたことから、王妃の名誉を守るために宮廷をさることを決め、その後は修道院で暮らし、神に祈りを捧げながら、数多くの孤児を引き取って育てたという。